【インタビュー】ハンブレッダーズが「カラオケ」をテーマにした新曲に込めた、若者とカルチャーへの想い – ウィゴー公式サイト|ウェブマガジン「WEGO.jp」   
【インタビュー】ハンブレッダーズが「カラオケ」をテーマにした新曲に込めた、若者とカルチャーへの想い
【インタビュー】ハンブレッダーズが「カラオケ」をテーマにした新曲に込めた、若者とカルチャーへの想い

ハンブレッダーズ
この度WEBに場所を移して再始動したAWAWEGOのコラボ企画。今回特集するのは大阪出身のロックバンド、ハンブレッダーズ。先日は東阪ホールワンマン「ハンブレッダーズ ワンマンライブ 2022 “ホール!ホール!ホール!」をソールドアウトで成功させ、更に全国各地の夏フェスにも出演予定と、快進撃を続ける彼ら。6/24に配信リリースした新曲「カラオケ・サマーバケーション」の話を中心に、バンドのこれまでと現在の状況について撮影を終えた3人に話を聞いた。

<ハンブレッダーズ「カラオケ・サマーバケーション」MV>




- 今回の企画に際してWEGOの店舗で全身コーディネートしたという事ですが、今回のコーディネートで気に入っているポイントはありますか。

ムツムロ アキラ(Vo, G 以下ムツムロ):股上が深くてシルエットがすごく綺麗に見えるっていうのを言われて、確かに足が長く見えるので気に入っています。

でらし(Ba, Cho):僕はせっかく全身コーディネートなので、無難に選んでも面白くないと思って普段の自分が着ないような感じをイメージして選びました。

- 原宿っぽいストリート感もあってお似合いです。

でらし:こういうのも似合うんだなって。自分にとって新しい発見でしたね。

木島(Dr):僕は普段メディアに出るときや撮影のときは、結構色のついた服を着るんですけど、普段は白や黒が多いので、普段着っぽい感じで白を前面に押し出してみました。

でらし:普段着よりカッコ良いけど普段着っぽい(笑)

- ライブだとやっぱりTシャツ姿が多いと思うのですが、普段はどういった服装がお好きですか。

ムツムロ:履き慣れた靴、動きやすい服装っていう遠足の選び方で選んでいます(笑)でも、この間のライブで衣装として着用したTシャツのデザイナーさんと、別の機会にお会いして。そのブランドの展示会に行って、デザインに込められた意味やメッセージに感動したんです。ファッションも音楽と一緒なんだなっていうのをすごく感じました。

ハンブレッダーズ

- 新曲「カラオケ・サマーバケーション」について、曲作りの背景、カラオケをテーマにした理由を教えて下さい。

ムツムロ:恋愛における「これってもしかして、もしかするんじゃないか?」感を曲にしたくて。僕が中学3年生の時に、卒業式の後のお別れ会みたいなやつで、好きな子と同じ班になってボウリングに行ったんですよ。いつもは僕全然スコア出せないんですけど、奇跡的に3連続ストライクの、いわゆる「ターキー」を出して、その子とハイタッチするみたいな瞬間があって。「これはいけるんじゃないか?」っていう、あのオーバードライブしている感覚を曲にしたかったんです。だからはじめはボウリングの曲にしようと。

- カラオケの曲っていうより、恋愛描写が先行して生まれた曲なんですね。

ムツムロ:でもボウリングだと共感しづらいかなと思って、僕がずっと歌の練習で通っていた大阪のカラオケ屋さんが最近閉店しちゃったのもあって、カラオケの曲を作りたいなっていう気持ちと合わさって出来た曲です。あの時の気持ちがカラオケでも起こったら面白いなっていう感じでした。

- 歌詞も随所にカラオケにまつわる細かい情景が描かれていて、サビの最後の「どうか夜よ来ないで」という歌詞で10代の恋愛の歌なんだなと思いました。大人とか大学生は夜にカラオケに行くことが多いと思うので。

ムツムロ:カラオケって大体18時までが安くてそれ以降が高くなるんですよね。だから「18時までしか居られない」っていうあの感じはありましたね。

でらし:大学生の恋愛とは考え方がちょっと違うよね。

ムツムロ:180度違うよね。

でらし:僕はこの曲初めて聞いた時に「流行りの恋愛の歌とは全然違うぞ」って思って、良い意味で普通の恋愛の歌じゃないっていうか。やっぱりムツムロ節が出てるなっていうのはすごく思いました。そこにフォーカス当てられるのってすごいなと。

ムツムロ:ありがとうございます(笑)。

- 先ほどカラオケ店が閉店してしまったと仰っていましたが、やっぱりコロナがあってカラオケというカルチャーが追い込まれてしまったここ数年間だと思います。ただそこから少しずつ状況が良くなってきて、この曲で描かれているような情景がまた色んなところで見られると良いですよね。

ムツムロ:まさにその通りで、結局なんか全部一緒だなってコロナで思ったんで。ライブハウスが最初槍玉に挙げられて「いや、ライブハウス大事でしょう」って言ったけど、カラオケも同じで。自分と関わりがあって、それを必要としている人たちの気持ちを代弁するって言ったらおこがましいけど、歌にしたいなっていう気持ちもありました。

ハンブレッダーズ

- やはりハンブレッダーズの曲はムツムロさんの歌詞が大きな特徴の1つだと思うのですが、今回の青春や恋愛の描写のように解像度の高い歌詞を書く上で心がけていることはありますか。

ムツムロ:最近は別に青春とか括っているわけではなく、自分がリアルに歌えることを書くようにしています。10代そこそこのやつが「人生色々あるけど、頑張っていこうぜ」って歌ったところで、俺はくだらないなって思っちゃうっていうか「お前に俺の何がわかるんだよ」っていう気持ちになっちゃう高校生だったので。本当に思っていることを歌おうって思ったら、10代の頃はやっぱ恋愛しか歌えなかったんですよね。ただ最近はちょっとずつ幅が広がってきて、バンドを10何年やってきて、「曲がりなりにも俺はこうやって生きてきたよ」って言っても良いのかなっていう気持ちがあったりして。だから嘘をつかずに書いていたら、最初の頃は青春っぽくなっていたし、今はちょっと変わってきているみたいな感じです。

- 歌える内容の幅が変わっていったターニングポイント、転機の曲はありますか。

ムツムロ:いくつかあるんですけど「DAY DREAM BEAT」と「銀河高速」かなぁ。

でらし:その2曲だね。「銀河高速」は自分たちの新しい再スタートの曲だし。

ムツムロ:自分らのことしか歌ってないからね。そういう意味では一番転機になった曲ですね。

ハンブレッダーズ

- 「カラオケ・サマーバケーション」の他にカラオケでぜひ歌って欲しいハンブレッダーズの楽曲もおひとりずつ教えて下さい。

でらし:僕は「SUMMER PLANING」です。細かい話ですけど、サビがユニゾンでオクターブ上と下で同じメロディを歌えるので、気になる人と2人で歌って欲しいです

木島:僕は「ワールドイズマイン」かな。この前カラオケ店で撮影をした時に久々にカラオケで歌ったんですけど、楽しかったなぁ(笑)

ムツムロ:「付き合ってないけどお互いに」っていう、付き合ってないけどお互いに意識しちゃってる相手同士の曲ですかね。「これは何?」みたいな、そういう空気になってほしいです(笑)

- 実際にハンブレッダーズの曲の中で1番カラオケで歌われているのは「ファイナルボーイフレンド」ですよね。

でらし:さっき木島さんも言っていましたけど、カラオケに撮影で行った時に「ファイナルボーイフレンド」を1人で歌って「めっちゃ良い曲やわ、これはみんな歌ってくれるわ」と思いました(笑)。

ハンブレッダーズ

- 昨年のアルバム「ギター」と全国ツアーを経てバンドの状態はいかがでしょうか。

木島:やっとアルバムを持って全国ツアーを回ることが出来て、各地のお客さんからのレスポンスがちゃんと見えたっていうのと、アルバム曲をガッツリ演奏出来て、やっぱりツアーを経てアルバムが育っていくんだなっていうのを改めて実感出来たんで、今の状態としては良いんじゃないんかなと思います。

でらし:裏方を含めてチームとしてハンブレッダーズの一員っていう自覚が全員にあるので、そういう意味ではバンドとしてすごく強くなってきているなっていう感じはします。

ムツムロ:バンドって音源をリリースしてツアー回っての繰り返しで、それを楽しくやるだけって今までは言っていたんですけど、規模がどんどん大きくなって、今はチームを率いて活動できているので、みんなででかいことをやろうっていう気持ちになってますね。

- アルバム曲も各地で演奏出来たとの事ですが、演奏する側としてライブでやって楽しい曲はどの曲でしょうか。

ムツムロ:いくつかありますけど「ワールドイズマイン」かなぁ。

木島:「再生」かな。演っていて楽しいのは。

でらし:「ギター」っていう曲が今の僕たちの曲の中では「バンド!」っていう感じを一番出せる曲なので、演っていて楽しいですね。

ハンブレッダーズ

- ライブではムツムロさんのMCに心を打たれる方も多いと聞きます。MCの内容は毎回事前に考えているのでしょうか。

ムツムロ:あれは全部木島が台本を作ってきて、それを読み込んで覚えているだけなので...嘘です(笑)

木島:毎回それだったら演技力すごいな(笑)

ムツムロ:この間のアルバムで、言いたいことは曲で全部言っちゃった感じがあったんで、逆にMCは何言っても良いんじゃないかなっていう。だから、ツアー中も「もう曲で言っちゃってるんですよね」みたいなことをMCで話すっていう(笑)そんな感じだったんで、最近は気楽にその場その場で考えたりすることが多いですかね。

- 今年は大規模な夏フェスにも多数出演が決定しています。最後に夏フェスに向けての意気込みをお聞かせください。

ムツムロ:全箇所で「カラオケ・サマーバケーション」をやると思うので、それだけ予習して来てくれたらいいかなっていう感じです。

木島:ツアーも回れたんで、何か新しいチャレンジができればなと思っています。今年は結構沢山出させてもらうので各フェスごとに何か面白いことが出来ればなと思っています。

でらし:去年の夏フェスは中止になっちゃった所も多くて、今年また呼んでもらった意味とかをちゃんと考えて11本のライブに集中して臨みたいと思います。

<AWAプレイリストはコチラ>




INFORMATION

NEW RELEASE
ハンブレッダーズ

2022.06.24(金)
Digital Single「カラオケ・サマーバケーション」

PROFILE
ハンブレッダーズ

ムツムロ アキラ(Vo, G / 写真左)、でらし(B, Cho / 写真右)、木島(Dr / 写真中央)による大阪出身の3人組4ピースロックバンド。遊び心がありつつも芯の通った歌詞と胸に響くメロディ、盤石のバンドアンサンブル、そして爆発力のあるライブで、幅広い年齢層のリスナーを獲得し人気を急拡大している。 20202月、1stフルアルバム「ユースレスマシン」でメジャーデビュー。 202111月、TVアニメ主題歌やCM曲を多数収めた2ndフルアルバム「ギター」をリリース。20222月~4月にはバンド史上最大キャパシティのTOKYO DOME CITY HALL公演を含む初ワンマンツアーを全国18都市で開催した。6月と7月には東阪ホールワンマン「ハンブレッダーズ ワンマンライブ 2022 “ホール!ホール!ホール!」を実施。

Official HP:http://humbreaders.com
レーベルサイト:https://www.toysfactory.co.jp/artist/humbreaders
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Text & Interview:Yuki Sato(AWA)